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マレーシアで医療を受けるとき、クリニックと病院のどちらを選ぶべきか、考える時があります。
日本では、とりあえず総合病院の窓口に駆け込んでいました。
症状の重さや必要な治療内容、予算に応じて決まります。
風邪や小さな怪我などの症状はクリニックに行くのが便利です。
保険適用をしないと全額負担ですが、それほど費用はかかりません。
怪我の場合はクレジットカードの負担保険などでカバーできるかもしれませんが、書類作成の苦労を考えると、全額負担してクレームバックのことは忘れてもいいと思います。
風邪の場合、症状を見ながらゆっくり治療を進めていくこともあり得ます。近所のクリニックをひとつ見つけておくといいと思います。
初診料はRM50.00（1,734円）〜くらいです。薬局で買うことのできる薬を処方してくれることもありますが、大抵の場合は薬局で買うより安く提供してくれます。多くのクリニックでクレジットカードの支払いに対応しています。
クリニックを選ぶ場合
クリニックは、軽症や日常的な健康管理に適しています。以下のような場合に利用します。
適しているケース
- 軽度な症状や一般診療
- 風邪、咳、発熱、軽い下痢や嘔吐。
- 軽い怪我や切り傷。
- 健康診断や予防接種。
- 迅速な診療が必要な場合
- 待ち時間が短い傾向があり、予約なしでも利用可能。
- 近所のクリニックならアクセスが便利。
- 費用を抑えたい場合
- クリニックは病院に比べて診察料や治療費が安いことが多い。
- 日常的な健康問題を安価で解決できる。
- 専門クリニックが近い場合
- 皮膚科、歯科、婦人科などの専門クリニックでの診療。
病院を選ぶ場合
病院は、より複雑な症状や緊急事態、専門的な治療が必要な場合に適しています。
適しているケース
- 緊急事態や重大な症状
- 胸痛、呼吸困難、意識不明、重い怪我や骨折。
- 高熱が続く場合や脱水症状。
- 入院や手術が必要な場合
- 入院施設や手術設備を備えているため、長期的な治療が可能。
- 専門医の診療が必要な場合
- 高度な診断や治療が必要な場合（心臓病、がん、脳卒中など）。
- 一部の病院には専門科が集まり、複数の医師の診療を受けられる。
- 精密検査が必要な場合
- CTスキャン、MRI、血液検査などの高度な検査設備が整っている。
- 24時間対応が必要な場合
- 病院は通常24時間対応しており、夜間や休日でも診療可能。
- 保険を利用する場合
- 医療保険を適用できる病院を選べば、費用の心配を軽減できる。
Google Mapsで検索
clinic near meというキーワーで検索するといくつかヒットすると思います。
選択基準まとめ
| 基準 | クリニック | 病院 |
|---|---|---|
| 症状の重さ | 軽症や一般的な健康問題 | 重症、緊急事態、専門的な治療が必要な場合 |
| 待ち時間 | 短いことが多い | 長めだが緊急の場合はすぐに対応 |
| 費用 | 比較的安い | 高めだが保険適用の場合は抑えられるかもしれません |
| 医療設備 | 基本的な診療設備のみ | 高度な検査・治療設備を完備 |
| 対応時間 | 一部のクリニックは夜間も営業 | 24時間対応の病院が多い |
クリニックから病院への紹介状
場合によっては、クリニックで診療を受けた後、病院でさらに詳しい検査や治療を受けるために紹介状をもらうことがあります。この場合、病院での診療がスムーズになることが多いです。
選択のポイント
- 症状の重さと緊急性を見極める。
- 距離とアクセスを考慮する（特に緊急時）。
- 予算や保険の適用可否を確認する。
- 事前に信頼できるクリニックや病院をリストアップしておくと便利です。
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アサヒナ
2015年に家族でマレーシアに引っ越してきました。今はジョホールバルに住んでいます。女・男・女の3きょうだい。
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