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何年生?と聞かれると面食らってしまいます。わたしはケンブリッジ式、シンガポール式、アメリカ式のどれも経験しました。
マレーシアでインターナショナルスクールを選ぶ際に、気を付けたいのは今後の学習課程をどうするか、ということです。お子さんが就く仕事やなりたい職業など、将来を見据えた長期的な視点で学校を選べればいいかもしれません・・・。
が、選択肢が多いと何かと迷いますね。
入学時の年齢
インターナショナルスクールのカリキュラムによっては標準年齢が異なります。
1年生のタイミングで入学しようとしてきたら、年齢的にYear2だった、ということもあり得ますね。
※ 学校によっては、学年を下げて入学することを許可してくれます。
カリキュラムの特徴比較
- 日本式
- 小学校6年、中学校3年、高校3年の構造。
- 一斉授業が主流で、大学進学のために高校3年時にセンター試験(共通テスト)を受験。
- ケンブリッジ式
- Primary(Year 1-6)、Secondary(Year 7-11)、A-Level(Year 12-13)。
- GCE試験(IGCSEやA-Level)で学力を評価し、進路を決定。
- シンガポール式
- 小学校6年間でPSLE試験を受験し、中学校でExpress、Normal Academic、Normal Technicalに分岐。
- ジュニアカレッジまたはポリテクニックに進学。
- アメリカ式
- Kindergartenから12年生(Grade K-12)の一貫教育。
- GPAやSAT/ACTが大学進学の重要要素で、選択科目が豊富。
シンガポール式の英語と数学はレベルが高くて結構大変かもです。
初等教育と中等教育
初等教育
子どもたちに基礎的な知識とスキルを身につけさせ、次の教育段階への準備をすることを目的としています。基本的な読み書き、計算、社会的スキルなどを教える教育段階とされています。
初等教育は、社会での生活や学びの土台を形成する重要な時期です。
この段階で得られる基礎的なスキルと知識が、その後の中等教育や職業訓練、さらに人生全般の成功に大きな影響を与えます。
初等教育の質が高いほど、学力向上や社会的な安定に寄与すると言われています。
中等教育
中等教育は、単に知識を記憶するだけでなく、考え方や表現力を発展させる場です。
科学的な探求やディベートを通じて、自ら問題を分析し、解決策を見出す力を養います。
言語スキルや芸術活動、プレゼンテーションを通じて、自分の意見を論理的に伝える能力を身に付けます。
教育は、学問的な知識を深めるだけでなく、個人の成長、社会への適応において非常に重要な役割を果たします。
この段階で得られるスキルや経験が、その後の人生を大きく左右するのでしっかり考えていきたいですね…。
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アサヒナ
2015年に家族でマレーシアに引っ越してきました。今はジョホールバルに住んでいます。女・男・女の3きょうだい。
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