慣れ親しんだ日本のコーヒー文化から
コンビニに入るとコーヒーの香り。郊外にはおしゃれなカフェ。日本ではコーヒーはひとつの文化としてしっかり根付いています。
締め切りに追われた仕事の気合いに。
コーヒーがないと1日が始まらない…☕️
気分転換にコーヒーの香りはアロマがわりに。
カフェインのおかげで頭がスッキリ、香りはアロマのように。頭痛が吹っ飛ぶこともあります。
コンビニコーヒー・アイスコーヒー・そして缶コーヒー
日本で、これほどまでコーヒーが注目されてきたのはなぜでしょう。ストレス社会だからかもしれません。ここ数年で日本のコーヒー文化は随分深まりました。
サードウェーブコーヒーの台頭、街角や地方の郊外ではおしゃれカフェ。
意外と美味しい缶コーヒーも、日本独特の文化でしたね。
日本のコーヒー文化において、特に独特なのはアイスコーヒーをよく飲むことと言われています。海外のコーヒー事情に明るくない方にとっては「暑い日のコーヒーはアイス一択では?」と思われると思います。暑い日にコンビニで氷詰めのカップに、香り高いコーヒーを注ぐ時の香りはなんとも言えないスッキリ感があります。コンビニなのに。
香りがいいのでブラックでそのまま飲み干したいところですが、胃が痛くなることもあるので・・・。迷信とも言われていますがミルクを入れると胃が痛くなることもないです。
日本では家から歩いて行けるところにコンビニがあったので1日に1杯くらいの頻度で度々飲んでいました。朝の散歩に1杯☕️
マレーシアはといういうと…
最初に断言しておきます
日本や欧米で親しまれているコーヒーの文化はありません❗️ご近所に住むイギリス人のご夫婦も嘆いています。イギリスからマレーシアにくるときの荷物の半分はコーヒーだと?
マレーシアでもコーヒーの生産はしている模様
マレーシアはコーヒーベルトと呼ばれるコーヒー生産国の地帯に国土があるためが、良質の『リベリカ種』のコーヒーの生産ができる地域にあるようで、ジョホール州にも農園があります。
ただしカフェで出てくるコーヒーは、コーヒーとは別の飲み物のような味わいです。
イギリスの植民地時代のコーヒー生産と、華僑の持ち込んだ飲食文化が混ざったのかもしれません。
屋台でローカル珈琲を頼んだ場合、「コピ」と注文します。コンデンスミルクと砂糖入りなので、かなり甘いです。ミルク無しにしたい場合は「コピ・オー」(オーとはゼロの意味)、ミルクも砂糖も無しにしたい場合は「コピ・オー・コソン」(コソンもゼロの意味)と注文します。
アイスの場合は、最後にアイスをつけて注文することになります。「コピ・アイス」「コピ・オー・アイス」「コピ・オー・コソン・アイス」になります。ただマレーシアでは甘いドリンクは“当たり前”なので、注文をしてもスタッフが意味をわかってくれない場合もあります。
マレーシア名物ホワイトコーヒー
日本で飲まれているコーヒーとはかなり違います。
これも甘い!
口当たりがまろやかで、コクがあり、香りもマイルドなので人気です。イポーホワイトコーヒーで知られるマレーシアのイポー市では、豆にマーガリンやパーム油を混ぜながら短時間でコーヒー豆を炒るそうです。クリーミーでまろやか、コクのある味わいのため、コーヒーが苦手な人でも、ホワイトコーヒーなら大丈夫という人も多いと思います!逆に甘いのが苦手な人には甘すぎてこれはコーヒーではない❗️と感じるものになります?
旅行の土産話に、ということでしたら体験しておきたいものですが、普段飲みにするのはちょっと…。
スーパーのコーヒーも
スーパーにもたくさんコーヒーがおいてあります。試飲もできるのですが・・・。やはり甘すぎるんですよね。香りを楽しむことよりも味を楽しむことがメインになっているようです。
ただしスターバックスのコーヒーは美味しいです
1杯あたりの価格は日本と変わりません。
RM10(350円)前後〜。ラテだとRM15(525円)前後〜。普段飲みには使えないです。というか通うのも面倒くさいですね。
コーヒーは外から持ってきましょう、やむを得ません
マレーシアで日本のようなコーヒーを飲むことは期待できません。
と、後ろを振り返っていては進歩がありません。ここは前向きに方法を考えましょう。
そうなんです?コーヒーに求めるものが違うです。
文化の進んできたマレーシア。立派なコンドミニアムに住んだとして、ダイニングテーブルにマレーシアの「コピ」では…?。いやバカにしたつもりではりません、コピファンの方に失礼なことを書いてしまいました。
こんな風に考えるのはモヤモヤしますので、解決に向けて我が家なりに前に進みましょう。
ネスプレッソ・ラティシマを購入✨
ネスプレッソのお店はシンガポールにありますがマレーシアにはありません。ネットを経由すると購入できます。ネスプレッソ・ラティシマ RM1,499(52,465円)2年間の保証が付いています。
このコーヒーメーカー、日本で購入ほうがだいぶ安いです。ヤフオクで新品でも25,000円〜(未使用品1万円代も)(本日時点)。
外国生活でしかも1日に何杯も飲むわけではないですので、我が家は帰国のついでに安い日本のものを購入しておいた方が良いと判断しました。
ただし注意点があります
日本で購入したものは日本仕様のため、電圧が異なります。マレーシアの電圧とは異なり、100V/1500Wです。マレーシアに持ち込んでもそのままでは使えません。海外仕様のものは220-240Vで、シンガポールで購入したとしても、日本に持ち帰って使うことはできません。
そのような場合は変圧器
1,500W対応の変圧器を購入しておいたので日本の家電も使用できます。今のところ、今回購入したコーヒーメーカーとホームベーカリーが活躍しています。
もう一つの注意点
ネスプレッソ・ラティシマは、一般のレギュラーコーヒーを淹れることはできません。
ですので、基本的にはエスプレッソです。ルンゴという大きめのサイズにして飲むことや、カフェ・ラテとして飲むなら、エスプレッソは濃すぎると感じる人でもおいしく楽しめます。美味しいです。
カプセルの購入は
カプセルの購入はネスプレッソのウェブサイトから購入できます。
100カプセル以上のオーダーで送料無料です。
嬉しいカフェインレスのデカフェも
味にもよりますが、我が家で使用頻度の高いルンゴタイプですと、1カプセルRM2.30(81円)なので、純正品としては日本で購入するより安いです。
スターバックスよりも随分と安いですね。
日本だと純正品は1カプセルあたり81円〜です
1カプセルあたり20円近い価格差がありますね。転売屋さんが注目しそうです?
ネスプレッソのカプセルは純正でなくても使えます
互換品(カフェロイヤルなど)も販売されているので、味に強いこだわりがなければリーズナブルな互換品でも代用できます。紅茶やココアのカプセルもあります。
また自分で好きなコーヒーブレンドを作って、何度でも使用できるカップに入れて使う方法もあり、カプセルがゴミにならずエコな生活もできます。
我が家の購入方法はというと
特にこだわりはないですが、色々安いものを探すのも大変なので、ネスプレッソのサイト(マレーシア用)から購入しています。シンガポールから運ばれてくるのか、送料無料※で2日くらいで到着しています。受け取り日時は指定できます。
※ 100カプセル以上の購入で
ずいぶん楽になりました
コーヒーを飲むために外出する必要はありません。自宅で本格的な香り高いコーヒーを飲むことができます。
欧米人や日本人(韓国の方も?)の来客時に活用できそうです。
ちなみにローカルの方に飲んでいただきましたが、良い評価は得られませんでした? 苦いと…。
何はともあれ、我が家では、気軽なタイミングで、気分転換に、雨や曇りの日もスッキリとしたい時に活躍してくれます。
少し大きくなったら、味や匂いに敏感な特性を活かせるといいかもしれませんね?
アスペルガー症候群 桐生の15歳、自宅でコーヒー豆の店開店
マレーシアと日本のコーヒー文化の違いのまとめ
- マレーシアでは甘くてコクのあるコーヒーこそが正しいとされています。
- 日本で飲んでいたコーヒーは気軽に飲むことはできません。
- 淹れるにしても、マレーシアで売って炒る豆は、豆の感じが違います。
- ネスプレッソなどのコーヒーメーカーをハンドキャリーで持ってくるなら安くてすみます。ただし電圧が異なるので注意!
- コーヒーのカプセルはネットを使えば自宅にいながら入手できます。マレーシアなら比較的安く。
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