(日本語) シンガポールやマレーシアは中国語が通じる華僑(華人)の多いエリア

この記事の所要時間: 428

(日本語)

マレーシアは日本で思われている以上に中国語社会

街で買い物をしても、日本人であったとしても普通に中国語で対応されます。


ジョホールバルでは街じゅうのいたるところに中国語を見かけます。

華人には中国語で話しかけた方が、心を開いてくれる気がします。

彼らは中国人ではないチャイニーズ

日本から来られる方の中には、“中国人”に関してネガティブなイメージからか、中国語のアレルギーのようなものを感じる人がいるかもしれません。

中国語を読み書き話す人を見ると『中国人かな?』と思ってしまいますが、当人たちはは自分たちのことを中国人(大陸の)とは分けて考えています。

人それぞれなので一概にはいえませんが、大陸の人たちとは往往にして気質が異なります。

人種としての分類は『マレーシアン・チャイニーズ』。

自分たちは、大陸の人とは違う、とよく言われます。軽蔑しているからかもしれません。


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経済的な影響力は非常に大きい

マレーシアでは、中華系の人々(華人)は人口の25%を占めると言われています。

人口比は25%でも、一人あたりの平均GDPはマレー系の人々より5割近く高いです。

商取引では英語でももちろん問題ないですが、中国語が流暢にできるならそのほうが歓迎される場面があります。

表向きは英語で対応しているものの「裏で所属の部下と話しているのは中国語」という場面もあります。

そのような場合は、両方できていたほうが何かと有利に話を運べます。

地方によって違う話者人口

中国語といえば、北京語(マンダリン)を想像します。たしかに華人は基本的に北京語ができます。

それでも母語としての中国語はというと、地域によって人口が変わります。肌感覚にはなりますが以下のような感じなります。

  • クアラルンプール(Kuala Lumpur):広東語
  • イポー(Ipoh):広東語
  • ペナン(Penang):福建語(閩南語)
  • ジョホール・バル(Johor Bahru):北京語

中国語ができる人はマレーシアでも普通の生活ができます。

医療を受けるにしても薬局で必要な薬を買うにしても便利です。

中華系マレーシア人は3言語以上が基本

マレーシアの中華系の人は中国語(普通語・北京語)が基本的に話せます。

もちろん読み書きもしっかりできます。学校で習うのは簡体字。50歳以上の人は繁体字を好んで用いることもあります。

中学生は公育語がマレー語になるため、マレー語もできるようになります。(当人たちは結構苦しんでいますが💦)

これらの言語がどれもかなり高いレベル。

家で中国語が話されている家庭が最も有利です。

インターナショナルスクールでも中国語の授業はありますが、授業だけで中国語を習得するのは無理です。

子どもたちも

我が家の隣の子どもたちもすでにマルチリンガル。7歳と5歳の女の子。家政婦さんとはマレー語、両親とは中国語、学校では英語。

それぞれのことばを瞬時に切り替えます。

非中華系も

地元のインド系の方たちも多少中国語がわかる場合があります。

インド系だからといっても油断は禁物。中国語でひどいことを言ってしまえば通じてしまいます。

ちなみにシンガポールはというと、英語で教育を受けている背景のためか、30歳くらいよりも若い年齢の華人は、中国語はあまりうまくないです。

英語と中国語が両方できたら凄い❓

世界で最も広く使われている(公用語という意味で)英語と、世界で最も多くの人に話されている中国語。

両言語とも性質がずいぶんと違うから、二つマスターできる地域は、世界でもマレーシアだけという特殊な環境です。人種のるつぼ、マレーシア。

とはいえ普通に生活しているだけでは、言語の進歩はなかなか難しいです💦

フィービィ
フィービィ
中国語を話す友だちもできたよ。

地元のマレーシアン・チャイニーズはというと

経済的に余裕ができてきたためか、LCCなどを使って世界各地を旅行するマレーシア人も増えて来ました。

言葉が通じない不安が少ないので便利ですね。

世界の23の主要言語を話者数と使用地域で分類するとこうなる

インターネットユーザー数や母語人口、世界で最も話されている言語は何語か?ということをランキングしてみるとこうなる

出典:トリップアドバイザー

中国語が通じる華僑(華人)のまとめ

  • マレーシアの華人は大陸の中国人とは異なります。国籍はマレーシア。
  • ジョホールバルは中国語ができればある程度生活できます。中国語学習者が力試しに遊びに来ることもできます。
  • 世界で最も使われている公用語の英語、話者人口が最も多い中国語を同時に学べるのはマレーシアだけ。特殊な地域です。

 

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2015年から家族でマレーシアに引っ越してきました。フィービィという名前はマレーシアに来た時に、友だちが名付けてくれました。7月7日京都生まれ。今はジョホールバルに住んでいます。いまハマっていることは、ピアノと縄跳びです。弟が一人います。父の手ほどきを受けながらブログを熱く更新中❗️と言いたいところですが、まだまだタイピングはできず・・・読者としてアーダコーダいう担当です。

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