苦手な時間管理を克服
信頼を失う状況をできるだけ少なくしたいと思います。
5分進んだ時計によって
発達障害ではない人にもメリットがあります
時計が物理的に指す時間と、進んだ5分先の時間を認識するのにタイムラグがあります。この間に5分後の未来に対する心構えや準備ができるというメリットがあります。
時間を守れない人が本当に損をしてしまう事実に目を向ける
発達障害だからムリと諦めていては人間関係で辛さを経験することが多くなりますので、時間を守ることの意味について理解をしておく必要があります。
時間を守ることは、相手との信頼関係を築くスタートラインです。「時間を守らない」という小さなことで、相手からの信頼を失い、大きな損をしている可能性があります。時間というのも相手との約束のひとつ。約束を守るという、人間関係で最も基本的なことを破ってしまっては、ほかのことも不安に思われて不思議はないでしょう。
発達障害者は時間を守る? 守らない?
正常な人なら、現在を基点に、過去や未来の時間軸を無意識に理解できています。しかし発達障害の子どもにはこうした時間の連続性が時々途切れることがあります。記憶の関わる脳の「辺縁系」という部分が独特の働きをしているようです。
例えば、家族みんなで今夜の夕食について話しているとき、アスペルガー症候群の人は、突然何年も前に行った旅行のことを話し出します。周囲の人は、脈絡がつかめずびっくりすることも😅。
このときアスペルガー症候群の子どもは、過去の旅行の情景の上に、現在の話題がオーバーラップしています。
時間を守ることもできます
アスペルガー症候群の人は基本的に時間を守ることができます。自分で決めた決まりやルールに従いたい気持ちが強く、決まりが途中で狂う事が苦手のため、少しでも狂うとパニックを起こします。
とはいえ自分の感覚が何よりも大切。のめり込んでいる何かがあれば、時間を守ること以上に優先させたい衝動に負けやすいです。
時間を守ることが難しいことも
一方で、ADHDの場合、時間を守ることが難しくなる場合があります。その理由は、
- 刺激に反応しやすいく、すぐに周囲のことに気を取られてしまい時間の感覚を失います
- 時間の配分がうまくできず、読みが甘くなります
- 状況判断が苦手だから
発達障害者は、時間の感覚が独特です。時間を守るのか守らないのか…不明なために周囲は困惑します。
脳の障害なので
トレーニングだけで感覚を身に付けるのは難しいので、工夫や道具の助けを得て乗り越える必要がありそうです。
時計を5分進めて、時間に対する意識や感覚を身につけるように努めます
アスペルガーとADHDが複雑に混ざってしまったら…💦
周りはさらに理解するのが難しいですね😱
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Google カレンダー(Google Calendar) | Google Apps
時間管理の延長線上に、スケジュール管理も。
Google カレンダー(Google Calendar)は、家族でスケジュール共有できます。さまざまな共有権限設定もできます。仕事の予定、学校の予定、家族みんなの予定などを登録することで、管理が簡単にできます。
アプリ、ブラウザで利用できますし、何よりも「リマインダー(思い出させる機能)が役立ちます。
Googleのアカウントさえあれば無料で利用できます。
プラウザで利用するには、https://www.google.com/calendarから。スケジュールは検索機能で検索できたり、繰り返しの予定を登録する機能を使って、毎年(あるいは毎月)同じスケジュールを入れておくことができます。
次は持ち物管理
発達障害者は物の管理が苦手です。
定位置決めは必須
ものを移動させた後はその場所に戻すことを基本とします。とはいえ、このルールを厳格に守りたくなる場合があるものの、片付け以上の興味に負けて片付けないまま次の興味に移ることもあり…。無くし物や探し物のために時間と労力を消費してしまいます。
ネックストラップ
持ち物管理が苦手なので…。カギやメモ帳など大切なものを首から下げておくことができます。
当然ですが、ネックストラップを片付ける場所を決めて、守らないと、ネックストラック探しというイベントが発生し、大わらわになります。
カラビナ
100ショップなどでレジの脇などに置かれていることも多いカラビナ。「一体何に使えるの?」と思われがちなアイテムですが、アイデア次第で様々な場面で活躍する優れものなんです。重い荷物をラクに運ぶ方法から旅行を快適にする使い方まで、カラビナを使った役立つ小技はたくさん。
ズボンやカバンに。自動車、バス、飛行機のヘッドレスト付近にも。目に見えるところで荷物を管理。
他にも、小物入れ、ジップロック、ツールボックスも整理のための助けになります。
発達障害者が使うといいツールや工夫リストのまとめ
- 時間の管理が苦手な場合は、5分時計を早く進めたり、カレンダー管理を徹底します。
- 手元の電子機器との連動でカレンダーを一元管理させて、リマインダー機能も活用します。 ×部屋ごと、ノートごとに別々のカレンダー(カレンダー自体の管理が必要に。しかもカレンダーを破損したり無くしたり…😵)
- モノはできるだけ定位置に片付けます。
- ネックストラップやカラビナを活用します。
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