ADHDの発達障がいを持つこととスポーツの相性はいいのでしょうか

この記事を読むのにかかる時間: 645

発達障がい児とスポーツ

発達障がいを持った人でもスポーツができる人がいます。

『ADHDの子どもはスポーツをするといい』とよく言われます。

特に進められているのが個人競技です。

  • 水泳
  • ダンス
  • 乗馬
  • 短距離走

などなど。

その一方でチームプレイは向いていないと言われています。

多動なのでエネルギーの放出を

水泳選手のマイケル・フェルプスは、子どものときにADHDと診断されたそうです。

多動性障害の有り余るエネルギー発散のために母親が始めさせたという話です。

水泳をすることによってADHDの症状が改善され、症状をうまく利用することで水泳選手として活躍することができたようです。

写真の出典:Michael Phelps Memes [PHOTOS]

とにかく体を動かしたくなるのです。

フィービィ
フィービィ
2時間以上じっと座っているのはかなりキツイ。💦

神経伝達物質の不足

ADHDは主に覚醒に関わるドーパミンやノルアドレナリンの働きが悪いことが指摘されており、

薬物治療では、ドーパミンやノルアドレナリンの働きを調整する薬が使われます。

とはいうものの、できるなら薬に頼らないで日常生活の質を改善したいと思います。

ドーパミンの放出を助ける

ドーパミンとは快感、やる気、学習能力、運動機能や記憶力といった働きを司る「報酬系」と言われる神経伝達物質です。

意欲の向上、集中力の向上、疲労感の減少を助ける働きがあります。

ドーパミンは、成功を体験した時に多く放出されます。

したがって向いているスポーツ(や文化活動)に当たれば大成功❗️

しかし向いていないものを無理やりやらせると、大失敗になります。ドーパミンが出ないどころかストレスが堆積します。


スポンサーリンク

バドミントンはどうでしょうか

マレーシアの国技とも言われているバドミントン。

公園でもよく見かけます。我が家の近くの公園にもコートがあります。

フォームが体の上下の動きを洗練するにはとても良いと思われます。

またラケットにシャトルが当たった時に快感を感じられると思います。

ちょうど知り合いがバドミントンのコーチをしているので、少し見てもらうことになりました。

コーチには発達障がいについて伝えてあります。


3ヶ月ほどですが、ようやくフォームができてきました。

まだまだ、腕に必要な筋肉がついていないので、縄跳びやパワーグリップを使ってトレーニングをするように勧められています。

ラケットにシャトルが当たらないことも

フォームが固まってきたので、ようやくシャトルを使って練習です。

コーチが打ちやすい位置にシャトルを投げてくれるのですが…。

当たらないことも💦

空間認識能力はどうでしょうか

ADHDの中には空間認識能力が弱いと言われている人も大勢います。

「図形問題がまったく理解できない」というものです。空間が理解できないために学校でもハンディを抱えてしまいます。
さらに、両親には「なぜこんな簡単なことができないの」と叱責されることが多くなります。

ADHDの発達障がい児「運動神経が弱い」「運動音痴」として片付けられてるようですが、その原因はこの空間認識能力が弱いことに起因しているようです。球技が苦手でサッカーのリフティングはできない、という子もいます。縄跳びも苦手。

大人になったら車庫入れが苦手というのも。

フィービィ
フィービィ
わたしの空間認識能力はどうなの?

もう少し様子を見てみる必要があります。

親子の模索はまだまだつづく。

ADHDとスポーツのまとめ

  • 個人競技ならできそうです。ふさわしい自尊心を保ちつつ、体を動かしたいという渇望に応える必要があります。
  • ADHDは神経伝達物質ドーパミンが不足しています。薬に頼らない方法をスポーツで模索中。
  • ADHDは空間認識能力が弱い可能性があります。これまた調査中。
The following two tabs change content below.
2015年から家族でマレーシアに引っ越してきました。フィービィという名前はマレーシアに来た時に、友だちが名付けてくれました。7月7日京都生まれ。今はジョホールバルに住んでいます。いまハマっていることは、ピアノと縄跳びです。弟が一人います。父の手ほどきを受けながらブログを熱く更新中❗️と言いたいところですが、まだまだタイピングはできず・・・読者としてアーダコーダいう担当です。

他にも参考になるブログがいっぱい!

下のバナーから参考ブログの一覧をご覧ください。

にほんブログ村 海外生活ブログ マレーシア情報へ

他のブログサイトにも参考情報が盛りだくさん。

スポンサーリンク

4 件のコメント

  • はじめまして。
    ジョホール情報を探していたところ、この興味深いブログにヒットしました。
    我が子も発達障害(ディスレクシア 、ADHD)です。日本の学校の理解のなさに落胆し、思い切って新しい挑戦をしようと決めました。
    ジョホールの理解ある学校探しは、どのようにされましたか?

    • YUKO様

      コメントをくださりありがとうございます。子どもを育てていくのは大変ですね。学校の理解が得られないとなると、がっかりさせられますね。
      我が家は学校探しの際に、ADHDの問題については触れませんでした。
      実際に学校に行って授業の様子を観察したり、1日体験入学をさせたりして、馴染みそうかどうかを考えてみました。
      インターナショナルスクールしか選択肢はないのですが、一つ一つ地道に調べながら、学費や生活費などを参考にいくつかの学校を絞り、
      その学校を実際に訪問し(訪問のためのアポイントは必要です)、様子を観察しました。

      マレーシアの子どもたちは個性的な子も多く、日本ほど画一性が求められる環境ではありません。
      ただ、発達障害の程度によっては、難しい可能性はあります。現地で観察をしてみたり、お子様の率直な感想を聞いてみたりするといいかもしれませんね。

      思い切って環境をガラリと変えてみるのもいいかもしれませんね!

      またご質問などありましたらお知らせください。
      新たな一歩を応援したいと思います!!

      • Phoebe さま

        こんにちは。
        ずーお返事頂けないな…とずっと思っていたのですが、別のフォルダに届いていました。
        改めまして、お返事ありがとうございます!

        先日 二校見学に行ったのですが、そのうちの一校を息子がとても気に入って。まだ他にも学校あるにもかかわらず(苦笑)

        JBでの生活で不自由な思いや、危険な経験をされたことはありますか?
        家を選ぶ際、避けた方がいい地域などはありますか?
        Austin Heights⁉︎ は住みやすいのでしょうか?

        たくさんの質問、申し訳ありません。
        お時間のある時、アドバイス頂けると嬉しいです。
        よろしくお願い致します。

        • YUKO様

          コメントをくださりありがとうございます。
          お子様が気に入った学校が一番いいかもしれません。できるなら体験学習もしてみられるといいかもしれませんね。

          JBでの生活での不自由は色々ありますが、あまり不自由と感じないようになっています。
          逆に日本での生活が不自由だったかもと感じることもあります。

          危険な経験はありませんが、自動車事故は多数見かけますし、住む場所が悪かった時は、玄関先に置いておいたスリッパが盗まれたことがありました。
          あと雷が怖いと感じるようになりました。今の所はそれくらいです。

          家を選ぶ際に気をつけたほうがいい危険な場所というのは、ローカルの方ばかりのセキュリティの弱い場所だと思います。
          JBにも点在していますので、一つを取り上げることはできません。
          以下のURLの電子書籍はある程度参考になるかと思います。
          https://goo.gl/U1To7c

          Austin Heightsは住みやすいと思います。
          住んだことがないので感覚でしか言えないですが、日本人も多くいることを聞いておりますし、安全であることをよく聞きます。

          ただ、高級住宅街が近いからと言って安心はできません。以下のURLの記事にはAustin Heightsの少し南側で強盗に遭遇したことが記録されています。
          https://goo.gl/6sju58
          話の流れから察するに以下のあたりで遭遇したような感じです。
          https://goo.gl/maps/2xHUCXqod6J2

          ジョホールバルにしても他の場所にしても日本に比べると治安は良くないことを思いに留めておくことをお勧めします。

          住んだほうがいいと思える場所は、お子様の通う学校に近い場所だと思います。
          学校は毎日のことですし、送り迎えをされるならなおさらです。またお子様をサポートするために学校に走ることも可能です。
          その次に、お気に召した買い物ポイントまで行きやすいかということもポイントかもしれません。
          その範囲で、セキュリティがある程度信頼でき、お友達になれそうな日本人もいそうな場所を探して見られるといいかもしれません。

          また日本でいた時のように、1箇所で根を貼るのではなく、1年ごとに住む場所を見直して見るももいいかもしれません。
          我が家は1年ごとに見直し、前年よりも住みやすいと思える場所に移動しながら楽しんでおります。

          YUKO様と皆様のマレーシア生活が楽しいものとなることを願っております。
          また何かありましたら何なりとお尋ねください。

          コメントをくださりありがとうございます。

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

    ABOUTこの記事をかいた人

    2015年から家族でマレーシアに引っ越してきました。フィービィという名前はマレーシアに来た時に、友だちが名付けてくれました。7月7日京都生まれ。今はジョホールバルに住んでいます。いまハマっていることは、ピアノと縄跳びです。弟が一人います。父の手ほどきを受けながらブログを熱く更新中❗️と言いたいところですが、まだまだタイピングはできず・・・読者としてアーダコーダいう担当です。