ブロガーのイケダハヤトさんは言います
たしかに都会から離れて住居固定費を抑え、かつ少々不便でも自然豊かな地域での生活は魅力的です。子育て環境にもよさそうですね。アスペルガーに必要なミネラルもたくさん摂れます。
「住む経費」を抑えて暮らせるマレーシア。住み心地は悪くなく教育環境として最適なのですが、たまには気分転換に綺麗な海や砂浜でゆっくり過ごしてみたいと思います。
そこで、休暇と社会見学を兼ねてやって来たビーチリゾート。
自然ともふれあることができるバタム島のビーチリゾート。
子育て・教育の一環として『使える』のでしょうか。
飲食から見えてくるトゥリビーチリゾートをレポートしてみます。
バタム島のトゥリビーチリゾートはいかがでしょう
バタム島は先日の投稿の『車窓から見たバタム島の人々の暮らし』で少し触れたとおり、優雅な暮らしをする人々は多くありません。
バタム島に点在するビーチリゾートが何にのためにあるか
というと、主にはシンガポールで消耗した人が週末に軽く癒されるためにあります。シンガポールからは30分でバタム島に、トゥリビーチリゾートへはフェリー乗り場から発車するシャトルバスに乗れば10分ほどで到着します。
うまくいけばシンガポールから離れて1時間ほどでこのリゾート施設にチェックインできてしまうのです。
トゥリビーチリゾートのレストランは2箇所
Taming Sari Café
エクスペディアサイトから
Nogusaya Teppanyaki & Grill Restaurant
エクスペディアサイトから
鉄板焼きは試すことができませんでした
今回は1泊しかしておらず、その日の晩はプライベートディナーのために鉄板焼きのレストランは閉まっていました。
施設の中心に位置するレストラン『Taming Sari Café』
朝食はビッフェ形式で提供されています。朝食付きの予定で宿泊するとビッフェを楽しめます。
ランチとディナーはメニューから選びます。
事前調査によると美味しくない、とのことです?
メニューをみてみますと栄養価の高そうな食事はありません?。
リゾートなので、レストランは味や栄養ではなく、気分よく時間を過ごすことができる場を提供しているというイメージです。。。当たり前です。リゾート地で栄養を考えるとは、さすがアスペル家族です。
さて。閉じ込められた世界でここしか選択できず、背に腹は変えられぬということで・・・。
キッズメニュー:ビーフハンバーガー
RP60,000なり。ろっ、六万??!!といっても=0円です。
ちなみに大人用のビーフハンバーガーは、RP100,000。=0円です。
チキンのピタパンサンド
RP60,000(=0円)です。
お味はというと
ハンバーグは美味しかったです。空きっ腹が癒されます。
少しですが野菜も食べられて良かったです?
パン作りがどうも苦手のようで、粉っぽい口当たりに感じました。日本と違い入手できる小麦粉の種類が少ないようです。強力粉もないのかもしれません。
ピタパンもそうですし、翌日の朝食のパンもそうでした。
ランチ・ディナーメニュー(一部)
通貨単位が違いすぎて、頭の中が混乱します?。
お腹が空いていたら、何も考えずに『えい!』と決めたくなりますが・・・。
今回は社会科見学も兼ねていますので…、
価格は日本やシンガポールのレストラン並みです。そのためクオリティも同じことが期待されると思います。
食事の満足度は、
味と分量からすると明らかに価格設定が間違っています。
バタム島にはさらに高級なリゾート施設があり、その価格レベルでの設定でしょうか。
価格分の品質についても考えてしまいます。ちなみに接客サービスという意味ではとてもよい品質でした?
トゥリビーチリゾートは、リーズナブルな価格で癒しと体験できる、しかも家族づれでというのが売りだと思いますが、この食事の価格設定はリーズナブルとは言えないです?
不味すぎるとは言わないです
ホテルの予約サイトの評価欄には食事の不評が並びます。
しかし予想していたよりも食べられないものはありませんでした。
頭の片隅には、安くて手軽に利用できるビーチリゾートに来たことが入っています。とても良い環境のために気分も高揚しています。そして、注文したメニューとその価格も頭の中に入っています。
ですので期待値とのギャップを経験することになり、
トゥリビーチリゾートの食事に感動を求めることは無理
と感じるのではないかと思います。
加えてイスラム文化のインドネシア。豚肉が調理に使われることはありません。今回訪れたラマダンの期間ならなおらですね。
豚肉、ベーコン、ソーセージ(豚肉)、どれもありません。
まずいのは味よりも価格設定
飲食に関するその他の情報
朝食はビッフェ形式です
遅く来たら残りが少なくなるというコメントも見かけました。
我が家は8時くらいにレストランに入りましたが、十分な量の食事が準備されていました。
ふわふわの卵焼きが美味しい
卵焼きをその場で焼いてくれていました。鮮度の良い卵を使ってふわふわの卵焼きを作ってくれました。
パンは相変わらず苦手のようです。
カレーやミーゴレン、チキンのソーセージなどがありました。
オレンジジュースとパイナップルジュースが喉の渇きを癒します。
ドリンクサービス
朝食時には、ホールスタッフの方がコーヒーと紅茶を持って注ぎに来てくれます。
『こんにちは』と日本語でご挨拶してくださります。
コーヒーの香りはインドネシアコーヒーの香りです。
ランチやディナーの時には、冷たいお水を注ぎに来てくれます。
無料でお水をいただける場所に来たのは久しぶりです?
ビール
バケツにたっぷり氷をいれ、キンキンに冷えたビールをプールサイドに持って行って飲んでいる旅行客がいました。夕日を見ながら豪快な女子会です。
6本入りのコロナビールのバケツがRP297,000(0円)。良い体験に花を添えるための費用になるのでしょうか?
極め付けは・・
『Aqua Shop』というコンビニがあります。ここの物価が異常に高いです❗️
価格のことをあまり意識ぜずにミニッツメイド(オレンジジュース)を購入したところ・・・。
330mlで1本RP60,000なり。ろっ、六万??!!
0円。これは高い?❗️
買ってから気づいてしまいました?
ほかにもカップラーメンが1つRP24,000(0円)。
完全なリゾート価格です。
※ Aqua Shopはクレジットカードも使えます。
バタム島の一般的な生活
バタム島の皆さんの生活レベルからすると、このリゾートは超贅沢なことになると思います。
リゾート地の外の世界と内側はかなり異なります。
先のブログエントリーにはバタム島に『暮らし』たと書きましたが、実際にはバタム島のトゥリリゾートに泊まっただけです。
本当にバタム島の生活を体験するには、リゾート地の外の世界に触れることが必要ですね。わたしたちには、まだまだ体験から学ぶ余地があり、次回以降の課題として残します。
アスペルガーと旅行
食事のことや時間の使い方など、アスペル家族の生活には少しの制限があります。日常を少し離れて頭のスイッチを切り替えて自分たちの生活を見つめ直す経験ができました。
食事は大事
旅全体の満足度に食事も影響することを学びました。不満の声は出なかったのでよしとしましょう。
旅行中は栄養が不足したので、旅が終わったら栄養について考えた食事が続きます❗️
普段は質素に暮らしながらも、ちょっとした社会見学ができるのは、マレーシア暮らしで住居にかかる固定費を低く抑えられているからだと思います。
アスペル家族、今回の旅からも少しの学びと経験を掴み取っています。
トゥリリゾートビーチの飲食についてのまとめ
- レストランは眺めがよく扇風機の風も気持ち良いです。Wifiも使えるので仕事や商談が捗ります。
- 水は無料です。ホールスタッフの皆さんは気配りと目配り心配りがよくできていると思います。親切な対応に感謝しています。
- 食事の品質のことを考えると飲食代が高くつくと感じます。コンビニも。
- 小麦粉やイーストの扱いに工夫が欲しいです。豚肉が調理できない分、ベーコンやソーセージが出てくることはないです。場所柄か入手できる魚や牛肉にも限界があるため、多くのことは期待できません。
- その分価格を低く抑えてくれれば満足度は急上昇するのではと思います。今のままでは空席も多く食材の回転が遅くなるのでは?と余計心配をしてしまいます。
- Nogusaya Teppanyaki & Grill Restaurant(鉄板焼きレストラン)のほうが満足度が高そうです。
- 人里離れたリゾート地は監獄。このリゾートを利用する前に買い物は必須です。
- 断言できます❗️トゥリビーチリゾートの食事に感動を求めることは無理。でも不満足ではないですよ?
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