魚に含まれる栄養素は子供の発育にとって非常に重要です。特に、以下のような栄養素が成長と発達に役立つと言われています。
脳をつくる材料とは!?
人の脳の60%は脂肪でできていて、その主成分はDHAという脂肪酸だそうです。
DHAは体内で合成することができないので、食事から摂る必要があります。魚の脂に多く含まれています。
脳をつくる材料となるDHAは育脳に欠かせず、学習や記憶力UP、さらには読み書きの力が伸びるといった研究結果も報告されています。脳が急激に発達する乳幼児期は、魚料理で習慣的なDHA摂取を心がける必要がありそうですね。
サプリもあります
マレーシアに住んでいる人がよく使うオンラインサイトでサプリを購入することができます。
120粒入の瓶を2瓶で、RM40.54(1,338円)。
下の画像をクリックすると該当のページに飛びます。
大人も必要
DHAが必要なのは乳幼児期の子どもだけではありません。発育・発達のピークが過ぎてからもゆるやかに脳は成長し続けますし、記憶力UP、頭の回転を速くするのにも役立つDHAは何歳になっても摂り続ける必要があります。
近年は、認知症予防の栄養素としても注目されています。子どもから高齢者まで、毎日の食事に魚料理を取り入られるならいいですね!
ジョホールバルで新鮮で美味しい魚をいつでも入手できるのでしょうか・・・
新鮮な魚市場を見つけました!
ジョホールバルの中では大規模な魚市場なのではないでしょうか。
午前10時ごろ〜午後2時ごろくらいまでに行くことをお勧めします。
生きた状態の魚も売っていますのでとても新鮮です。
魚の表記はマレー語です。またマレーシアで売られている魚は日本で売られているものとは異なります。スマホの翻訳アプリを使っていろいろ調べながら見て回る必要がありますね。
先日の記事で紹介した、魚麺のハタ(Grouper)も売っています。実際に買って見て魚料理にしてみましたが、すごくおいしかったです! 続きを読む »
ミシュラン認定の海鮮麺屋さん(ハイカーラン)がジョホールバルに
ハタは1kgあたりRM28.00(924円)で、1尾あたり2.5kgくらいあります。冷凍庫に保存して何度も食べられます。
購入時に鱗を取ってもらったり、食べやすいサイズにカットしてもらったりできます。
カットの仕方もオーダーできます。フィレにしてもらったらいいかもです。
魚の切り身部分をスライスして、蒸し焼きや魚のスープによく使用されます。
おすすめの調理方法は、生姜のスライス、付け合わせ、薄口醤油を少々加えて蒸す方法です。
ブラックタイガーなどのエビ類もとても新鮮です。
1kgあたりRM30.00(990円)くらいです。
下処理をして冷凍しておけば、しばらくのあいだプリっぷりのエビ料理を楽しめます。
エビマヨやエビチリ、エビの天ぷら、エビフライ!食事のための用途はたくさんですね。
自分の好みの味付けの料理ができて、新鮮で、かつ安い!
市場で買うと1尾あたりRM1.00(33円)くらい。
アクセス
駐車できるスペースに限りがあります。とはいえ魚を買う場合は自家用車+保冷バッグで行くことをお勧めします。
路上駐車をしている人も大勢います。
子どもたちの発育に不可欠な魚の栄養素
魚に含まれる栄養素は子供の発育にとって非常に重要です。特に、以下のような栄養素が成長と発達に役立ちます:
- DHA(ドコサヘキサエン酸): 青魚に多く含まれ、脳の発育や視力の向上に寄与します。DHAは脳の構造や機能に不可欠で、認知能力や集中力を高める効果があるとされています。
- タンパク質: 子供の体の成長、筋肉の発達に重要です。魚は高品質なタンパク質を供給し、身体の組織を構築し、修復するために必要です。
- ビタミンD: 骨の健康を支えるために必要なカルシウムの吸収を助けます。脂の多い魚(例:サーモン、サバなど)はビタミンDが豊富です。
- オメガ3脂肪酸: 炎症を抑える効果があり、心臓の健康を維持するのに役立つだけでなく、子供の神経系の発達をサポートします。
- ミネラル: 魚には、成長に必要な亜鉛、鉄、ヨウ素などのミネラルが豊富に含まれています。これらは免疫力の強化、エネルギーの代謝、甲状腺機能の調整に寄与します。
魚はこれらの栄養素を効率的に摂取できる食材なので、バランスの良い食事に組み込むことが、子どもたちの健全な発育に役立ちます。
ADHDとオメガ3の関係って?
ADHD(注意欠陥多動性障害)のお子さんの血液を検査すると、オメガ3の値が低いことが多いです。液体やカプセルなどでオメガ3を補充することで、症状が緩和されたという研究が複数あります。この場合、副作用がないのがうれしいですね。
イギリスと台湾のある共同研究では、ADHDと診断された子どもたち約100人をAとBのグループに分けて、
- Aグループには毎日1.2gのEPAオイル
- BグループにはEPAではない安全なオイル(外見では区別がつかない)
を3ヵ月にわたって摂取させたところ、AグループではADHDの特徴が統計学的に有意に改善されたと報告しています。
ただ、ADHDは程度が軽いから重いまでありますので、どの方でも同様の結果が出るわけではないことはお伝えしておきます。
アサヒナ
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