カンポンチキン(Kampong Chickens)とは
ある品種のニワトリはカンポン・チキンと言われています。
マレーシアの先住的な鶏で、商業用の品種に比べて肉が多くなく、よく歩き回るので脂肪が少なく、太りにくいと言われています。


たいていの田舎では、カンポン・チキンはケージの中に入れられずに自由に歩き回って放し飼いのようにして育てられています。
ケージに抜け出るための穴があれば放し飼いと見なす生産者も存在するらしく、そのような飼い方でも『カンポン・チキン』として売られているそうです。
ちなみに、マレーシアでは、『品種』ゆえにカンポン・チキンと呼ばれていたり、『飼い方』ゆえにカンポン・チキンと呼ばれていたり、地元の人でもあまり正確にはわかっていないようです。
以前、カンポン・チキンを飼っている農園を見学に行きました。
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可愛すぎて食べられない、プライベートファームの地鶏カンポン・チキン
よく飼いならされていて、呼ぶだけですぐに駆け寄ってきます。飼い主の姿が見えなくなると、飼い主を探したり呼んだりします。
少し座っていると、飼い主の腕の中に入って行き、とても可愛いです。
ブロイラーは30日間で出荷。カンポン・チキンは
ブロイラー
1日24時間、食べさせられる毎日のブロイラー。約30日という驚きの早さでで成育し出荷されます。

日本の食卓に並ぶ鶏肉もブロイラーがほとんど。
間接的に成長促進剤などを食べてしまっていることになるのではないでしょうか…😰
カンポン・チキン
一方、カンポン・チキンは3か月でようやく1〜1.2キロに成長し出荷可能になるそうです。カンポン・チキンとブロイラーの交雑種もあるそうで、こちらは50日くらいで出荷されるそうです。
1日、1から2食、食後は小屋で昼寝したり、散歩したり、夜は睡眠という生活スタイル。
カンポン・チキンとブロイラーとは生活スタイルが全く異なります。

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『ただであげるから飼ってみない?』と言ってもらえるのですが…
可愛すぎますね。情がうつって、サバいて食べることを想像できません😅💦


近所の迷惑になるので、鳴き声のうるさいオスは飼えません。
メスだけだとしても、糞の後始末や、雨風をしのぐための小屋の準備を考えると躊躇してしまいます。
それでも、新鮮な卵を食べてみたい…、という気持ちにもなるんですよね😬

クアラルンプールから1時間半のナチュラル・トロピカルファーム
クアラルンプール北部のパハン州ラウブという村に、自然農法を採用した農園があります。
その名は『ナチュラル・トロピカルファーム』。
この農園で飼われている地鶏🐔の卵も新鮮で美味しそうです。
卵のための鶏だそうで、抗生物質も、ホルモン剤も全く使っていない地鶏とのことで、『ハッピー・チキン』と呼ばれているそうです。
The chickens here are free range and are fed naturally grown so the hens lay what the farmers call “Happy Eggs”.
カンポン・チキンのまとめ
- ペットとしても飼うことができます。上手くなれるととても可愛いです。
- ブロイラーとは住環境が大きく異なります。出荷のペースが違うので、カンポン・チキンは、少し高いです。
- 地鶏の新鮮な卵が美味しそうです。いつか挑戦してみたいと思います。


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