ときどきお世話になっている自動車修理屋さんの近くに文具屋さんがあります。今日は自動車のバッテリー交換に来ていました。場所はブキ・インダ(Bukit Indah2)。
たまたま見つけたタブロイド紙は日本語でマレーシア情報が満載
その名はエムタウン
たまには、紙のメディアにも触れておきたいと思い手に取ってみたところ、なかなか面白いタウン誌になっています。
マレーシアのニュースやジョホールバルのニュースも取り上げられています。
日本語に接する機会が少ないので、このタブロイド紙(フリーペーパー)の存在を新鮮に感じました。
日本ではリビングというタウン誌がポストに入っていました。JAF Mateも定期的に読んでいました。日本に戻ってきたみたいで懐かしいです。
詳しい場所はというと
日本人のどなたかが置いてくださっているのでしょうか。
スポンサーリンク
陳列はVIP対応❗️❓
文房具店の外にも新聞のコーナーがありますが、エムタウンは店内のレジカウンターの中にあります。雨や誇りで新聞が無駄にならないです。
お店の人に
と英語か中国語で尋ねると出してくれます。
店内で日本語を話しているだけでも、持ってきてくれるそうです。
ウェブサイトも充実
エムタウンのウェブサイトを見てみたところ、マレーシア情報が満載です。ここ1年、慣れないせいか色々忙しくしていたためにマレーシアの情報収集はできていませんでした。
エムタウンのバックナンバーもあります。
中でも興味深い記事は『グローバル時代の子育て』シリーズ
毎週一つのコラムの欄に掲載されています。どの号も興味深いので、バックナンバーを参照して『その1』から読ませていただきました。
21世紀に要求されるスキルとは
グローバル化、高度情報化、人工知能、ロボット技術、世界が大きく変わりつつあることは誰もが実感しているはずです。未来社会を生きる子どもたちの能力をペーパーテストの点数で評価するなど、もはや時代遅れなのです。
失礼ながら、思わず豊田真由子衆院議員のニュースのことを思い出してしまいました。元秘書への暴言・暴行の問題が日本で大きなニュースとして取り上げられていることをよく耳にします。東大法学部を経て厚労省に入省し、その後ハーバード大大学院、と順風満帆・華々しい経歴の持ち主なのに、怒りのコントロールができなかったために大変なことになってしまっているようです…。アスペではないですよね。
たまたまニュースになっていた豊田真由子さんを例にしたのは失礼だったかもしれません💧。今回のコラムの教育についても考えさせられました。。
とはいうもののこのコラムが指摘しているように
日本人、中国人、韓国人、儒教の影響を受けたアジア人の子育てに共通するのが「偏差値至上主義」です。
周りが変わることはあまり期待できません。この状態はしばらく続くと思われます。
マレーシアの教育にもこの考え方は影響を及ぼしているので、バランスのとれた見方が必要になります。
今回の『グローバル時代の子育て』コラムは、勉強をさせることを否定しているものではなく、勉強のさせかたを工夫しなければ、子ども自身がが自分を見失ってしまう、可能性があることを警告してくれていました。
コラムに書かれている内容は、日本で子育てをしていたとしても考えさせられる、興味深い内容だと思います。
ジョホールバル(またマレーシア)には、教育に関心のある家庭が多く、多くの家庭では教育の話題にかなり敏感です。思うような成績がとれず、親の期待に応えられないと絶望する若者のことがニュースに取り上げられています。経済成長とともに教育による競争が加速しています。
親は極端に走らないように、かつ必要な学ぶ力は身につけられるようにサポートする必要がありそうです。
日本文化の情報源『エムタウン』のまとめ
- 毎週木曜日発行。無料です。ローカルの書店に置いてあることも。
- 広告は日本のお店やサービスが中心です。こんなところに日本のサービスがあるとは!と発見できます。(主にクアラルンプール)
- 『グローバル時代の子育て』や『子どもの心を育てる』というコラムが興味深いです。
- ネット上で電子版として読むこともできます。
最新記事 by Phoebe (全て見る)
- ジョホールバルには吉野家がない・・なので - 2024年10月28日
- マレーシア生まれの子どもの予防接種、日本との比較 - 2018年11月25日
- 無料バーガーも⁉️マレーシア限定アプリの紹介とインストールする方法 - 2018年11月22日