シンガポール - マレーシア間の通勤事情は殺人的、お父さんを待つ家族も多忙な毎日。

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ジョホールバルの働くお父さんたちと家で帰りを待つ家族

マレーシアとシンガポールの物価の差は約3倍。もともと同じ国だったものの、経済発展の速度が違いすぎたためか物価に差が出ています。

その関係で、シンガポールに働きに出るため、マレーシア各地から、多くの家族がジョホールバルに引っ越して来られています。

マレーシアで生活しながらも、シンガポールの給料を得られるために効率的に生活費を稼げ、貯蓄に回せるということです。

また、シンガポール人がマレーシアに買い出しをするケースも良く見られます。

マレーシアに住みながらシンガポールに通うのは、横浜から東京に出勤しているイメージかもしれませんが、実際にはすごく大変です。

橋が2本しかない

1日40万人もの人が行き交う国境にあるのは、わずか2本の橋。

※ セカンドリンクという新しい橋の交通量だけでも1日40万人、という情報もあります。

通勤ラッシュの時間にすごく混みます。わずか2キロメートルの橋を越えるのに1時間以上かかることも。

フィービィ
フィービィ
渋滞に2時間くらいハマったことがあったね

このラッシュの中、通勤をする姿は、本当に気の毒です。

このようなお父さんたち、家に帰っても、寝るだけです。

翌朝早くに出勤します。

子どもたちも(通常小学生は)6時ごろから通学していますので、お父さんに会えるかどうかのタイミングで通学バスに乗り込んでいる様子。

週中はお父さん不在、週末はお父さんが家族サービスをする日、と割り切っている家庭もあります。

教育や金銭の目標に到達したら生活を変えていくのでしょうか…。その前に体を壊しそうな気がします。

見てください❗️このバイクの数

動きやすさと通行料金を考えてバイクを選択しているのかもしれませんが…。



出典:http://www.asiaone.com/malaysia/huge-traffic-snarl-hits-causeway

バスやバイクは専用のレーンがありますが、それでも大変です。

バイクでもこんなに大渋滞。蒸し暑さと排気ガスのによる空気の悪さで、気分が悪くなると思います。

当人たちは、通勤自体が過酷な労働だ、と言っています。

肺がおかしくなっているかもしれません😔。まさに殺人的です。

低速走行が続くのでヘルメットを脱いでいる人も多数です。


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帰りを待つ家族

子どもたちは学業に勤しみます。塾に行ったり習い事をしたり。

母親は家事。母親もシンガポールに行っている、という家庭は、家政婦さんか親族に家の世話をしてもらっているようです。

夕方のほんのひととき、息を抜く時間も必要

夕方涼しくなってから、散歩に出かけたり、子どもを遊ばせたり。



シンガポールとマレーシアを結ぶ通勤鉄道が2024年に開通のニュースも

シンガポールとマレーシア南部を結ぶ通勤鉄道が2024年に開通することが決定したことが、日本経済新聞に取り上げられていました。

シンガポールとマレーシア南端部を結ぶ通勤鉄道が2024年にも開業することが決まった。マレーシア側ではシンガポールに通う人が住む都市開発が進む見込み。鉄道の信号システムは米ゼネラル・エレクトリック(GE)が供給し、都市開発には三井物産が参画する。企業は両国を結ぶ高速鉄道の開業とあわせ、先進的な「シンガポール都市圏」の国境を越えた広がりに商機を見いだす。
2017/9/1付日本経済新聞 朝刊

1時間当たり片道1万人を輸送できるようになるそうです。

また、出入国審査は乗車時に1回で済ませることができる計画も魅力的ですね。

私たちが住む近くを通る、2026年に開業予定のシンガポール-クアラルンプール間の高速鉄道も気になります。

2017/9/1付日本経済新聞 朝刊

街の様相がガラリと変わり、出稼ぎのお父さんや帰宅を待つ家族の風景も変わっていくかもしれません。

あと6〜8年。

シンガポール - マレーシア間の交通事情のまとめ

  • 1日40万人が行き交う国交の橋は、わずか2本。
  • 今でも鉄道は走っていますが、さらに、あと2本の建設予定があります。あと8年。
  • 平日はほぼ寝るだけの父親。それを待つ家族。数年後のインフラ整備で家族の様子は変わっていくかもしれません。
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2015年から家族でマレーシアに引っ越してきました。フィービィという名前はマレーシアに来た時に、友だちが名付けてくれました。7月7日京都生まれ。今はジョホールバルに住んでいます。いまハマっていることは、ピアノと縄跳びです。弟が一人います。父の手ほどきを受けながらブログを熱く更新中❗️と言いたいところですが、まだまだタイピングはできず・・・読者としてアーダコーダいう担当です。

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