【閲覧注意】これが現実、マレーシアの道路事情 心に刻む惨劇と教訓

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Kuala Lumpur Licensed under CC BY.

マレーシアに移動して1年半、いろいろなことを見聞きし学んできました。

今まで経験してことを記録し、教訓を得たいと思いブログを作成しました。

このブログは、自分たちの活動記録を記述することが主な目的で制作しております。
そのために、今のところ、このブログは誰にもお知らせしていません。

職場の同僚、友人、親族の誰にもお知らせしていません。(後々、もし記事が100以上になるまで公開できそうでしたらお知らせします)

ネット上に公開しているので、もしかしたらたまたま閲覧してくださっている方もいらっしゃるかもしれません?。

これから記述する内容は、消極的な内容も含まれるため一部の方には不愉快な思いをさせてしまうかもしれません?。

しかし我が家を含めてその他の方には、教訓になりますし、海外生活は日本と異なることを念頭に入れておくための助けになるかと思い、この記事をエントリーします。

マレーシア在住の方には特段新しい情報ではないです。日常の一部かと思いますが、わたしたちにとってはショッキングでしたので記録します。

マレーシアの交通は

マレーシアは車社会。しかも急速に発達した車社会です。

自動車がなければ生活が成り立ちません。

日本から移動して来た人たちも、自動車を購入し生活の足にすることが多いです。

我が家でもそのようにして、日常の交通として自動車を利用しています。

道路は日本と同じ左側通行で、自動車は右ハンドル。

アスファルトの舗装は綺麗になっているところもありますが、穴だらけのところもあり、車にダメージを与えています。

車検制度がないので、古くて今にも壊れそうな車がたくさん道路を通っています。

少し遠いところに外出しようと運転すると、必ずボンネットを開けて停止している車を見ます。

高速道路には破裂したタイヤのかけらが散乱しています。

暑すぎたり雷が落ちたりと、厳しい気候のせいか、信号機もよく壊れてしまうので、自己判断で大通りを渡る必要がある場合も多々あります。

基本的に道路は、自動車やバイクのために設計されているために、あまり歩行者や自転車を見かけることはありません。

歩行者用の信号はあるのでしょうか。少なくともジョホールバルで見たことはありません。

危ないんです。

高速道路は、有料になっているハイウェイの部分と、ただの自動車専用道路(信号なし)があります。

我が家では、毎日の登校のために、3つの高速道路を乗り換えて行き来しています。

道路の設計は行き当たりばったりな作りなのか、複雑になっているため、とても危険です。

たとえば以下のような道路設計はまだまだ序の口。

え?どっち?

高速道路なので左側に出口があるのは基本ですが、近くに2つの連続した出口があります。出口に親切な案内表示がないです❗️

実際に運転した気分で見て見ましょう。

上の地図の場合、600m前の道路標識は以下のようなものです。(Googleのストリートビューのスクリーンショットです)

600m前の道路標識

1号線の『Woodlands』方向に行きたい場合、頭の中で『もうすぐ左かな』と思います。

カーナビアプリもそのように案内します。

さて、現場に到着しました。その間、標識はありません。
(Googleのストリートビューのスクリーンショットです)
現場

フィービィ
フィービィ
え???。パニックです。

左に2つの出口が!?。奥に見える道路標識を見て判断したいと思って近づいているうちに、出るべき出口を通り過ぎます?。

当然ですが、このときパニックになって急ハンドルを切ってはいけません❗️

現場
フィービィ
フィービィ
さっきの道路標識、4車線分の案内だったのに、突然に5車線に・・・。

しかもカーナビアプリも混乱して、次の案内へと移っています。

このようなミスによって、正しい道に戻るために30分くらいロスしてしまうこともあります?。

アスペルガーな一族にとってはこれは試練です。

問題の原因は一体何なのでしょうか。

  • 道路の設計が複雑すぎる
  • カーナビも混乱する
  • 案内標識が少ない
  • 知らない地名の羅列によって混乱(これは道路の問題ではないですね?)
  • 車内の会話に夢中で、特別に気をつけるポイントであることに気づかない(これも道路の問題ではないですね?)
フィービィ
フィービィ
2つ連続で出口がある場合、手前が左方向、奥が右方向、と覚えておくといいです☝️

すごく、危ないんです。

事故もたくさん見かけてきました。

プテリハーバーに寄った帰り道・・・

突然に渋滞が始まります。普通渋滞しないところでなぜ渋滞でしょうか。

消防自動車
マレーシアでは滅多に見かけない、消防自動車が横向きに止まっています。

消防自動車が事故をしたのでしょうか・・・。

黒い車白い車

消防車は消火活動をしていたようで、すでに終わっていました。事故車の周りは水浸しです。
黒いalphardと白いporscheのようです。

白い車は屋根が完全に潰れてしまい、どちらが前なのかもわからなくなっていました。

外れてしまったタイヤが惨劇の大きさを物語っています。

近くに止められてた救急車では、手当をしている様子が見える状態になっています。

全ての車は徐行しながらこの光景を見せられます。

反対車線からも野次馬がやってきています。白い車のほうにみんなの視線が集まっています。

あ、、、

左側の座席から流血した手がぶら下がっているのが見えました・・・。
(写真には写っていません)

消火活動が終わった後も事故車の中に怪我人がいるのは不自然です。

周りの人たちは慌てる様子もなく、ぼう然と立ちすくんだり写真を撮ったりしています。

消防士さんがおもむろに電気カッターの準備をしていました。

日本では、ブルーシートでカバーをする類の事故のようです。

事故現場は、やはりジャンクションでした。

この事故の前日にも別の場所でバイクとトラックの事故を目撃してしまいました。起きたばっかりのものでした・・・。

これが日常生活の一部ということも、念頭に置いておく必要があります。

もし自分が加害者や被害者になってしまったら・・・。考えると恐ろしくなってしまいます。

マレーシアで事故をした場合

  • 警察への届け出は、発生から24時間以内にしなければなりません。警察への電話は999番です。届け出は、法律で義務づけられており、かつ保険金請求の際にも Police Investigation Report(マレー語で「Repot Polis」)が必要です。人身事故の場合は、負傷者の救助を優先して行います。そして保険屋さんに電話をすることになります。
  • 軽い事故の場合は、示談にしたほうがいいと判断することがあるかもしれません。事故の時間や風景の写真を残しておくと良いです。事故の度合いによって事故証明の取得処理か、示談かを判断します。
  • 連絡先の交換、IDを控えることは必須です。
  • 警察にはマレー語で説明できたほうがいいです。事故の相手の方が言語レベルが高いと思われる場合、警察がいい加減な説明でも受け入れてしまうことがあります。
  • 示談でも要注意。日本人とみれば古い大衆車でもRM2000(=66,000円)~3000(=99,000円)と言われたり、保険で修理の間のレンタカー代を請求される可能性は高いと言えます。
  • 事故証明( Police Investigation Report)が必要な場合は、双方が最寄りの交通局へ行きます。
    ここでRM300(=9,900円)を支払い、事故証明のレポートを作成してもらいます。
    マレーシアは自動車の修理代が安いので、軽い事故の場合はレポート作成よりも安く済むことがあり、示談金で済ませたい人も大勢いると思われます。
  • 事故でパニックになって、いろいろなところに電話をしているうちに、自動車の中の物が盗まれているということもあります。事故をした場合、自動車から目を話さないことも大切です。
  • 在マレーシア日本国大使館の情報によると、『日本人が起こした交通事故の原因には運転・地理不案内による脇見運転が挙げられます。』とありました。地図を調べておくことは大切ですが、道路の設計が複雑であるため、より慎重に道を知っておく必要があります。

マレーシアの道路事情のまとめ

  • 高速道路が多いです。
  • 道路の設計が複雑で、カーナビや道路標識に頼れない時があります。脇見に注意❗️
  • 自分が気をつけていても、無謀な運転をしている車も多数あります。携帯を操作しながら運転している人もよく見かけます。
    片側2車線あったとしても、激遅の車のいる車線と、爆速の車だらけの車線を行き来する必要がります。
  • ジョホールバルの高速道路は、上りくだりが多く、見通しの悪いポイントもたくさんあります。
  • 同じ場所で何度も事故を見かけます。道路の作りに問題があるのでしょうか・・・。
  • 信号がよく壊れます。いたずらなのか、信号の角度が変わっていたりすることもあります。
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2015年から家族でマレーシアに引っ越してきました。フィービィという名前はマレーシアに来た時に、友だちが名付けてくれました。7月7日京都生まれ。今はジョホールバルに住んでいます。いまハマっていることは、ピアノと縄跳びです。弟が一人います。父の手ほどきを受けながらブログを熱く更新中❗️と言いたいところですが、まだまだタイピングはできず・・・読者としてアーダコーダいう担当です。

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