日本人は意外と仮装が好きかもしれません。成人式の衣装のことでもよく報道されています。
ファッション心理学の権威である杉田秀二郎教授は「服装が話題を提供することになり、コミュニケーションが生まれる」 とおっしゃっています。
たしかにハロウィンの時期に仮装することが流行っています。
人々がこぞって仮装をしたくなるのはなぜでしょうか。
マレーシアのインターナショナルスクールでも仮装
時々、制服ではない服装を来てくることが求められることがあります。
たとえば以下のようなものです。
- 本のキャラクターになりましょう
- あなたの国の特色を出した服装で
- 春節が近い時は、中華を意識した服
みんなとは異なる服なので、
ということもしばしば。
決められていない答えを求めるために思考が刺激されます💦
また家族で『あーだ、こーだ』言いながら考えることができるので、家族のコミュニケーションにも役立ちます。
互いにどんなことを好んでいるのか、どんな自分になりたいのか、人から見た自分像は何か、色々考える機会になります。
『ファッションによる非言語的コミュニケーション』ができるという意味で、面白い試みですね。
たしかにインターナショナルスクールには、互いの違いを尊重する文化があります。
そして誰もが主役になれるチャンスが与えられます。
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自分が読んだ本のキャラクターに
誰もが知っているキャラクターでも大丈夫ですし、誰も知らないキャラクターでもOK!😬
着てきたものが一体何を表しているのか、簡単に説明できればいいのです。
登校後、短いパレードのような行進をします。この時間だけは親御さんが入場しても大丈夫で、写真撮影が許されます。
「ギャップ効果」で自分の殻を破ってキャラ作りにも
本当はみんなとしゃべりたいけれど、あまりしゃべらないキャラだと思われているからと、
静かな人間を装って生きているひとにとっては自分の殻を破れるチャンスになります。
シャイな日本人でも頑張れる💪かも
年に数度の仮装の機会、「自分ではないものになってみたい!」。自分の個性を表現してみたい。
多感な若本たちにはそんな想いを発揮できる場が必要です。
仮装やコスプレにハマる人の心理として、以下のように気分転換にもなる一方、日頃とは違う自分を表現できるという人も。
コミュニケーションが苦手という人だけに効果があるというわけではなく、仮装・コスプレをすることによって、いつもの自分とは違うふるまいができるというのは誰しもちょっと心弾むものがあるのではないでしょうか。
比較的高額な書籍ですが、中古なら安く入手できるようです↓↓↓
児童・青年期の事例においては、言語的能力の発達が不十分なため、自己の心理的状況を表現することが困難な場合が多いです。そのために種々の非言語的アプローチが試みられてきたようですが、中でも芸術療法が興味深いです。
若者が成人式で大暴れ!というニュースの裏には、発散不足か心理的な何かがあるのかもしれません。
仮装と学校についてのまとめ
- マレーシアのインターナショナルスクールでは時々仮装をする日があります。多感な若者に発散の場が設けられています。
- 仮装をすることによって非言語コミュニケーションが生まれます。
- 家族で取り組んでみると、家族内のコミュニケーションにも役立ちます。
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